
一昨日は白馬岩岳MTBパークへ遊びに行ってまいりました。
雨で2度の順延となりましたが念願かなってようやく晴れました。

白馬は避暑地だと思っていたけど想像以上に暑い。
そりゃあ、東海三県の灼熱地獄に比べたらなんぼかマシですが、私の知ってる白馬はもう少しひんやりしていたはず。途中暑さでうなだれます。
軽く熱中症になりかけた参加者もいましたが早めに休養、アイシングを行って大事には至らず
参加者全員怪我なく久々のパークライドを満喫しました。
皆さんおつかれさまでした。
さて、ここらでMTBパークでのDHライド、何が必要なのか一度振り返ってみることにしましょう。
バイク
手持ちのもので大丈夫です。
きちんと整備されていることが何より肝要なので予定の少し前に自転車屋さんで点検すると良いでしょう。この時、どこへ行くか、どういう用途で使うかを伝えておくと有益な情報が引き出せるかもしれません。

ネジの緩みやブレーキパッドの損耗、タイヤのサイドカットなんかが発生していたりすると折角のライドが台無しになる場合があります。直前に持ち込むと部品の手配が間に合わない場合があったりしますので余裕をもって3日前、できれば1週間くらい前に点検整備するのが望ましいです
セーフティギア
フルフェイスのヘルメットは強く推奨。
MTBパークというのは高速道路みたいなもんでどうしても普段よりスピードが上がりがちになります。
それを望んで行くのだから当然と言えば当然ですが、その分転倒した際のリスクは大きくなります。
肘、膝、脛などのプロテクター類も同上の理由により装着を推奨、ボディアーマー、ネックスタビライザーなどもあれば心強いです。
手持ちで揃えるのが厳しければパークでレンタルをやっているところもありますので、そちらを利用する方法もございます。
ゴーグルは、特に晴天が続くとコースが乾いて砂埃が立ちやすく、前走者の巻き上げた砂埃で視界がふさがれたり眼がシバシバしたりすることになります。サングラスでもいいですができればゴーグルを推奨します。
ハイドレーションバッグ
登りはリフトやゴンドラで快適に、下りのみを楽しめるのがパークライドの楽しいところですがやはり補給は必要です。大汗かいてペダルを漕がずとも身体は疲労します。特に白馬岩岳MTB PARKや富士見パノラマなんかだとコースが長く、休憩なしで一息に下ってくるのは大変です。
ペットボトルや一般的なウォーターボトルでもかまいませんが、特にフルフェイスのヘルメットなんか被っているとハイドレーションバッグでの給水が大変便利です。
ハイドレーションバッグの中にメンテナンスツールも入れて携行しましょう。
走り始めて程なくしてパンクして、行くも地獄戻るも地獄、という場面を何度も見ていますし、私自身も経験があります。普段のトレイルライドと同程度の装備はあった方が良いでしょう。チューブレスタイヤのパンク修理はSAMURAISWORDが良いです。サイドカットも簡単にしっかりと直せます。
こんな感じでサドルバッグやフレームバッグを利用して、自身は空荷で、という方法も悪くありませんが最近は背面プロテクターを兼ねたバッグも増えているのでプロテクターを装着するという意味でもバックパックが好ましいです。


その他
タープテントはちょっと嵩張りますが日陰を作ってくれます。駐車場、案外日陰が無いものなのです。
同様にリクライニングチェアやテーブルなんかもあると快適です。あまりに快適すぎるとライドはもういいかー昼寝でもするかー、ってなります。でもまぁそれはそれでOKです。
DHパークがあるような土地は標高が高く暑くとも湿度が低く陽射しさえ遮ってあげれば案外快適です。
クーラーボックスは冷えた飲み物を補完することはもちろん、お弁当なんかも傷めずに置いておけます。
一昨日、車内に保管しておいたコンビニのおにぎりとパン、食べるときには炊き立て、焼き立てになっていました。腹は下しませんでした。

私はハンモックの魅力にやられてしまいました。買おう(義務感)
心構え

怪我をするのはだいたい最初の1本か最後の1本です。
最初は身体の慣らしと、あとコースを下見するつもりでゆっくり下りましょう。
最後の1本は……あと1本行こう、もう1本だけ下ろう、という気持ちをぐっと飲みこんで腹八分目で止めておくことが重要でしょうか。後半になるほど目も慣れてきてリズミカルに走れるようになってきますが反面体力も消耗して身体がついて行かなくなりミスを誘発、転倒につながることが多々あります。
折角1日券を買ったのだから目いっぱい走らないと勿体ない、というのは食べ放題ではち切れるまで食べないと勿体ないという感覚と同じです。
みんな大好き定量制ですがリミットを超えると苦痛になります。自分が楽しいと感じられるだけの適量を摂取するようにしましょう。食事も、遊びも。
それではこれから夏本番。
熱中症には十分に気をつけてライドを満喫してください。