2023 6/14〜28の間でカナダBC州 whistlerでMTB研修を行ってきました。
これから書き記すことは個人的な備忘録で私が理解できればいいのでテキストだけです。
キラキラした写真とかはありません。
・パスポート
入出国以外では使用せず。ICチップ入りで入出国の審査もずいぶん楽になった。ハンコは押されなくなった(頼めば押してくれる)
MTBパークでカード作るときにパスポートか国際免許証が必要になる。
旅券番号が入った顔写真入りのページをスマホで撮影して残しておくとパスポートの携帯忘れたときに役に立つ場合がある(あった)
今回作ったMTBパーク用のパスは(チャージすれば)来シーズン以降も使えるからパスポートと一緒に大切に保管しておく。
・国際免許
全く使用せず。全行程の中で少しだけ車を使いたい、程度であればタクシーを手配した方が楽で得。
アルコールを購入する際に必要になる場合もあるようだがパスポートでOK
・海外保険(証券)
必ず加入せよ。海外で怪我をして国内で治療するのに使えるのもある。ケチるな。
私は東京海上日動火災保険にした。
・SIMカード
事前にプリペイドSIMを購入しておいたのだがまさかのスマホがSIMロックされているというオチ
もったいなかったのでSIMロックされていないスマホを使用していてかつフリーWifiで乗り切る予定だった同行者に使ってもらう。このことがまさかのミラクルを起こしたのだがそれは別の話
少し大きなところだとどこでもフリーWifi飛んでいるのでそこまで不便はなかったがそこまで電波強力ではないしモバイルデータ通信が使えたらもっと楽だったろう。次回行く際はスマホ新しくしてカード不要のE-SIMで準備だ。
・スマホ
iPhone7だったのだが新しくしておくべきだったと後悔することしきり。
スマホケースは開かないとカメラ使えない奴はだめだ。
カードのストレージがついてて頑丈で操作しやすいやつがいい。
あとiCloudの容量も要注意。
充電ケーブルは2本くらい用意しておいたほうがいいかもしれない。紛失したり、何らかの不具合があって充電されにくかったりするとストレスである。今回は後者に悩まされた。
・クレジットカード
わざわざ新規で作る必要もないが、持っているならいろいろ準備していくべき。何故かわからないが通ったり通らなかったりすることがあるから。あと有効期限も要チェックだ。
VISA、MASTERは鉄板。意外だがAMEXは結構嫌われている。
さらに意外だったのがJCBが使えるところが結構多かった。
・現金(加弗)
日本で出国審査後に2万円分両替して、そのあと追加で100ドルおろした。きれいに使い切った感じ
カードが使えないところはほぼない。どんな小さな店でも使える
バスに乗ったりコインランドリー使用するときにコインが必要になるので、ぶっちゃけその分くらいあれば事足りると思う。
コインランドリー、バスが基本$2.50なので紙幣よりも貨幣で携行した方が役に立つ。
あと、米弗が余っていたので使えることろないかなと思って携行したが結局無駄だった。
・イヤホン
音楽とかちょっと聴きたいよね。まぁ無きゃあ無いで済んだかも。
・モバイルバッテリー
2個用意していったが1個で十分だった。なんならそれすら必要なかったかもしれないくらい。
でもまぁ最低1個は持っていくべき。
・充電器
日本で使用しているものがそのまま使えて何も問題ない、が、カナダのコンセントのメス側は三芯で使うこと前提なせいかなんか日本のやつ差すとグラグラしているものが多かった。気づくと抜けかけていることもあった。
・GoPro
10年ぶりに購入。出国3日前に届いて前日に開封。セットアップは現地で行ったがいろいろと問題あり
最初はチェストマウントで使用していたがこれ、転倒すると胸に食い込む。おかげでプロテクター越しに肋骨に罅を入れる羽目になった。
ヘルメットにつけると重いし下がってくる。いろんなところにつけて撮れ方を確認しておく必要があった。
あと、スマホとペアリングしてデータのやり取りをするがその際は有線で行ったほうが圧倒的に早いので用意しておいたほうがいい。
AIRTAG
盗難やロストバゲージに備えて導入を考えていたのだけどなんやかんやで使用せず
今回は何事もなかったけどやはり用意しておくべきだろうか。
南京錠
ドミトリーで4人部屋だったのでロッカーには一応カギをかけておいた。盗られることはなかったと思うがとりあえず安心できる。
・着替え
シャツ、パンツ、靴下は今着ている分を除いて+3日分。2週間でこれはおおよそ適正だったと思う。
厚手のネルシャツは不要だった。
薄手のネルシャツはライドジャージとしても使えて優秀。
ライドパンツはハーフ2枚。これも丁度よかった
パッド入りインナーパンツも2枚準備。パークライドや軽いライドの時は普通のボクサーパンツで問題ない。
ジーンズはなくてもよかった。
ロングのライドパンツはCLUBRIDEのものを1枚持って行ったが普段履きからライドまでシームレスに使えて良し
ライドジャージは七分丈のものを2枚 これも適切
グローブは2双持って行ったが1双でよかった。現地で購入も容易。
タオルはフェイスタオル3枚バスタオル1枚持って行ったが過剰だった。バスタオルはドミトリーで1枚は提供されたのでそれで十分だった。次回はフェイスタオル2枚で十分だと思う。タオル減らして嵩張らない薄手の寝巻を持っていくとQOLが上がるかも。何せ日々の回復が重要である
そしてORTLEIBのバルブ付きドライバッグは最強。これしか勝たん。衣類をすごく圧縮できてコンパクトに収納できる。
洗濯ネットはあるといい。
・エチケットキット
定番の歯ブラシはもちろん使う。新品用意していけば歯磨き粉も十分足りる。
爪切りは、私は爪が伸びやすいので役に立った。
USBで充電できる電動髭剃りも直前で用意した。普段はT字のカミソリとシェービングクリームで沿っているのでなんかいまいちだったが手間は少ないほうがいい。充電は一度もしなかった
リップクリームは紫外線が強いので必須、と言われていたので用意しておいたがなぜか行方不明に。現地で購入。甘い。日焼け止めも同様の理由で用意する。
・サンダル
リラックスするのに絶対あったほうがいい。現地のスーパーで$15で調達した。
・薬類
湿布(経皮鎮痛消炎剤)はどうやら東洋文化圏のそれらしく薬局でもあまり売っていないらしいので持参していくべき。私は忘れたので同行者に分けていただいた。
風邪薬は定番のイブクイックDXを持って行った。私は使わなかったが同行者が風邪ひいたので全部あげた。結果オーライ。
正露丸と解熱剤(アスピリン、ロキソニン等)は持って行ったが不使用
ぶっちゃけこの手の薬はこっちで買ったほうが成分が強いのでいいんじゃないかという気もする。まぁ強ければ良いというものではないが。
胃腸薬も持って行ったが使わず。でもこれは次回も持っていく。
あとのど飴も無いらしいので持っていくと良いかも。空気がいつも乾燥していて晴れの日が続くと埃っぽくなるらしいので喉を痛めやすい人は注意。
薬品ではないが、グリコのエキストラアミノアシッドは持っていくべきであった(回復用)
プロテインとゲータレードは現地調達(スーパーで買える)
・テーピング
肋骨のサポートするのに使った(借りた)持って行ったほうがいい。
・梅丹本舗 2RUN
これは持って行ってよかった&もっと持っていくべきだった。
初日からぶっ飛ばしていったので脚ががっつりと攣る。こんな時に2Runが本当に効いた。
3包持って行ったが同行者にも分けたし全然足りなかった。箱で持っていくべきたった。
なお、足攣りは最初の3日くらいで解消し、それ以降は一切起きなかった。慣れもある。
あと虫よけ。現地調達してもいいがあると快適。なんせ森の中は蚊がすごいのだ。でかいのだ。だから針も太いのだ。蚊に刺されて「痛っ!」って感じるくらい強烈。そして刺された後は血がだらだらと流れる。ワコーズaggressive designの虫よけは覿面に効いた。
・書類
MSDS(油脂類のデータシート)、念のために用意したがFOXとROCKSHOXはノーチェックよと言われていて、実際にノーチェックだった。JAL WESTJET共に。
乗る飛行機のチケットや宿泊先の予約メールをプリントしておくとスムースだと聞いていたので準備しておいたら実際その通りだった。ありがとうございます。
・ボトル
2本持って行ったけど、1本でもよかったかも。追加の1本は現地調達するとお土産感も出る。
・ワイヤーロック
盗難の心配はあまりしていなかったが念のため。
・工具類
自分のバイクに何を使うかちゃんと調べて用意する
Switch infinityのグリスアップ用にグリス&グリスガンと10mmヘックスレンチは用意したけどこちらも事前に丁寧にグリスアップしたおかげか使用せずに済んだ。
一通りのヘックスキットとトルクスキットは用意した
FOX36/38でリリースバルブ付きなら13mmのボックスレンチも要
携帯工具は普段ライドで使ってるものでよし。
Victrinoxやleathermanのマルチツール系も役に立つ
ファーストエイドキットは準備はしたが出番はなし。良かった。
サスペンションポンプとタイヤポンプは必携。数値がデジタル表記でサスタイヤ兼用できるものがあれば最強だ。TOPEAKから出ている。
MAGURAのブレーキパッドあまり売っていないというから持って行ったのだけど交換の必要はなかった。現地でも少し売ってた。
・粘着テープ
再び梱包するのに必要。
・タイラップ
梱包に、応急処置に使える。今回は出番なし。
・ヨギボーの携帯枕
同行者が使っていてめっちゃ快適そうだったので次は買う
・バックパック
ライド用はUSWE AIRBORN9
ハイドレーションは過去一で大活躍。ボトル+ハイドレーションで2〜2.5ℓは毎回飲んでいた。
ボトルの中身はゲータレード(粉のやつ)でハイドレーションは水
ウィスラーは水道水がおいしい。
手荷物用のバッグはORTLIEBのHV
20年前に買ったやつまだ現役。
スーパーマーケットに買い物行くときも便利。
・ヒップバッグ
一応持って行ったが一度も使用しなかった。常時バックパックだった。要らんかも。
・プロテクター類
エルボー、ニー、ボディプロテクターを常時
トレイルライドではボディープロテクターは装着していなかったが3日目にGoProが刺さって肋骨にヒビ入れて以来ボディープロテクターも常時装備していた。
・ライドシューズ
RIDECONCEPTのHELLIONを履いて一足、予備で1足持って行った。
こっちはそこそこの雨でも走るのでドロドロになった時用に、ということで準備したが1足で足りた
・ヘルメット
フルフェイスを1個、ハーフを1個
パークライドでフルフェイス、トレイルライドでハーフを使用
こういう時コンパチブルタイプ(BELL SUPERシリーズ等)のタイプだと荷物減らせて嵩も減らせていいと思う。
・アイウェア
サングラスとゴーグル、ともにSCOTT。それぞれハーフとフルフェイスにに合わせて使用。
・ヘッドウェア
ヘルメットの下にかぶるキャップを2枚
ツバ付きのやつはGoproの邪魔をするので結局使えなかった。
・ウインドブレーカー
ポケッタブルなやつを現地調達。早速こけて傷つけた。
・レインウェア
雨でもライドすることあるので上下でそろえて持って行った。
下は使わなかった。
今回は乾期の直前で雨の降りやすい時期だったのだけど運のいいことにあまり降られなかったらしい。
天気予報雨でも降らないこともある。明け方から朝にかけて降ってもすぐに乾く。そしてライドは8時くらいまで余裕でできる環境だ。
・バイク
YETI SB150を準備
タイヤは前後SCHWALBEのULTRA SOFTのSUPER Gravity & Super DH。これは正解。
MAXXISならASSEGAIのMAXGRIPのDH CASINGもしくはDDがマスト。
スラブにチャレンジするなら前だけでなく後ろもULTRASOFT(MAXGRIP)があったほうがいい。
チェーンはWAKOSのEXTREAMで丁寧に処理したところ最終日まで給油なしで問題なかった。
予備のディレーラーハンガーは持っていたのに持って行かなかった。これは持っていくべきだったのだが持って行かなかったことで一つの奇跡が起こったので結果オーライである。でも持っていくべきである。
ハンガー曲がり以外のトラブルはなし。
ギアはフロント28Txリア10-52T。勾配18%とか平気で出てくるので脚を温存するのになるたけ軽いギアは欲しい。あと登りで根っこなどの障害物を漕いでパスする場面もすごく多いのでクランクが長いとヒットさせやすいかもしれない。私は今回から165mmを使用。あとISCG05にマウントするバッシュガードも欲しかった。
ドロッパーポストはなるたけ深く刺さって長くストロークするものがいい。FOX Transferの175mmを装着しているが。200mm欲しいと思った瞬間もあった。
フロントフォーク、リアショックは長く使ったものであれば事前にOHをしておくべき。
バイクの梱包は三辺の合計が292cm、重量が32kg以下であればOK。西濃運輸が販売している箱が267サイズで、たまたまそれが手元にあったから使用した。
タイヤの空気はかなり低く(0.5barくらい)なるまで抜くことを要求される(WESTJET)
サスペンションのエアは抜くとネガティブエアに引っ張られて縮んでコンパクトになる
Rメカはロー側にする。
ブレーキローターは外す。
ただ、飛行機そのものはいいが空港へ送る大型荷物がJAL ABCの扱いだと240サイズまで、空港からでも260サイズまでしか扱ってくれない。
今回は何とかしたものの、次回は何かしら手段を考えなければいけない。
・身体について
パワー、スタミナ、テクニック、メンタル、すべてが不足していると痛感
すべて底上げが必要ではあるが特にスタミナとパワーが大切
これらが尽きてくるといつものパフォーマンスが発揮できなくなる。
ゴリゴリに脚を使って上った後にめちゃくちゃスティープな斜面を転がり落ちるように下るのである。サラ脚で呼吸も整っている場面なんて殆どないのだから。そして、この2つは地道に続ければ確実に成果につながるのだから。
ウォームアップやストレッチングもより深く学ぶ必要がある。日々の回復が重要(2回目)
アスリートでもないし、レースやりに行くわけでもないのだからそんなシビアにならんでも、と思うかもしれないが、体力あるほうがより深く長く楽しめる。私は2週間のうち完全休養日は2日だったが同行者には完全休養日がゼロの人もいた。別に休むのが悪いってわけではなくて、完全休養日が不要なくらい体力が充実していたって話なのだ。ライドの日でもへろへろの私とは充実っぷりが違う。
以上の理由から無くてもいいが、より安全により深く広く楽しむために体力はつけておいたほうがいい。
スタミナについては、いよいよ乗るか。ロードに。
筋力はシンプルに筋トレ。特に上半身の
・日常生活について
食事は朝晩自炊、昼は携行食か外食
朝はシリアル&パン&バナナ。
夜はパスタ&パスタ&パスタ。本日もパスタ
ライドから帰ってからすぐにプロテインはとる
夕飯のバリエーション、もう少し考えたほうがいい。やはり米を食いたい
調理スキルもレベルアップが望まれる。1人前作るのは慣れているが5人前となると中々難しい。
・買い物
クリークサイドのマーケットは近いが商品のラインナップは少なめ、コンパクトにまとまっている
ヴィレッジは遠いが商品も店舗も多い。ただ広いので回るのは大変。外食できるところも多い。
スーパーで買い物すると最初に必ず「(ビニールの)バッグは必要か?」と聞かれる。これがペラペラですぐ破れるし食い込むので買い物バッグは持って行ったほうがいい。
物価は、日用品や食品の物価は日本より高め。
鶏卵1ダース一番安いもので4.99ドル。冷凍食品のカレーが10ドル、ペットボトルのコーラが4ドルくらいはする。
自転車関連は、用品も車両も日本とそんなに変わらん感じ。シマノは日本のほうが安い。
求人見ると時給が日本円換算で4〜5割くらい高いかな。
・英語
もう少し日常会話できると日々に彩りが増えるしスムースにことが運べるかなと。
Deeplは万能だが使う人間が万能ではないのだ。
・Trail Folk
必須
とりあえずこんなところである。
自分用なので思い出したらまた書き足していこうと思う。
2023年06月30日
whistler備忘録
posted by オガワサイクル 店主 at 18:39| Comment(0)
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